ディスカウントミニカーコレクション

ホットウィール、マジョレット、siku、トミカを中心とした3インチダイキャストミニカーのコレクションブログです。一台につき10枚以上の詳細な写真を掲載。実車のスペックからミニカーの解説まで、丁寧なレビューを心がけています。 質問や連絡したいことがあればhayashiteppei30@gmail.comまでご連絡ください。

カテゴリ: Hot Wheels(ホットウィール)

FerrariF50 (1)

 【Hot Wheels FERRARI F50 2001‐238】

 フェラーリF50は1995年にフェラーリ創立50周年を記念して製作されたスーパーカー。

 創立者のエンツォ・フェラーリが最後に関わったF40から10年後、息子であるピエロが父親と同じ発想で立ち上げた「公道を走るF1カー」をコンセプトに開発が始まりました。

 カーボンモノコック製のボディフレームにF1カーから持ってきたV12エンジンを搭載し、フェラーリ伝統の「F1こそ最高!!! ガチの走りこそ最高!!! 走りを妨げる快適装備なんて邪道!!!」というストイック過ぎる理念が押し通されるかと思われましたが……

 当時のフェラーリ社長ルカ・モンテゼーモロは今やそんなストイックがウリだけの車がもはや受け入れられないことをよくわかっていました。

 「フェラーリは日常的に使える車でなければならない」と内装はしっかりとしたものとし、最高時速を犠牲にしても「工業製品としての安定性」を重視する変更を加えたのです。

 このあたりはエンツォが作ったF40の内装がほとんどレーシングカーそのままで日常で使いたいユーザーに不評だったことの反省なのでしょう。

 F50以降のフェラーリはドライバーの快適性も重視するようになり、結果としてフェラーリ全体の評価も上がり、売れ行きも上昇しました。

 F40、F50はフェラーリが「なんとか道で走れるようにしたF1カー」から「本当の高級車」へと時代の流れと共に変化していく分岐点となった車なのかもしれません。

 1995年当時の販売価格や日本円で約5000万円。

 購入の条件は「すでにフェラーリを6台以上所有(購入履歴じゃなくて所有!!!)していること」という厳しいもの。

 合計349台が生産され、現在ではその希少性により2億円以上の値段がつくこともあります。

 元プロボクサーのマイク・タイソン氏が所有していたF50がオークションにかけられ、高額で落札されたことが話題を呼びました。

FerrariF50 (2)
FerrariF50 (3)

 息子と新幹線を見に大宮まで行ってきました!!!

 息子は新幹線が大大大好き。

 いつも「ぼくはね、おおきくなったらしんかんせんになるんだ」と初対面の相手にも語るくらい夢見る存在なので、本物を見せてあげたかったんです。

 電車に揺られ、大宮駅の新幹線ホームに到着。

 しばらくすると…… 来るわ来るわ新幹線が!!!

 子供向けの絵本や図鑑で何度も見ていましたが、現物のこまちやはやぶさはすごい迫力で本当に格好いい!!!

 こまちとはやぶさは昔は単なる色違いだと思ってたんですが、実際に見比べるとボディラインの違いやライトの有無により色以上に印象が違っていて勉強になりました。

 もし自分が息子と同じ年齡なら、こんなの見た瞬間大好きになるに違いない!!!

 息子はどうかな? 興奮してひっくり返ったりしてないかな? と見てみると……

 意外なくらい冷静でした。

 息子はどうやらドクターイエローが見たかったみたいで、いろんな新幹線が来るたびに

 「つぎはどくたーいえろーくる?」「なんでどくたーいえろーこないの?」

 と無表情で新幹線を見つめます。

 しばらくすると「つかれた。おなかすいた」の必殺攻撃が作動!!!

 「おおみやのほっとうぃーるやさんにいきたい」

 と言い出したのでスマホで調べてみると駅近に「ドリームファクトリー」という大人向けのミニカー専門店を発見し、行ってみたのですが残念ながら定休日。

 機嫌が悪くなった息子をマックのハッピーセットでなだめ、そごうのおもちゃコーナーで遊ばせます。

 息子はかなり疲れてきたみたいですが、そろそろ帰ろうかと語りかけても首を振るばかり。

 ここは最終手段を使うか…… 「ねえ息子、川越でお父さんといっしょにオビツ屋のホットウィール屋さんに行こうよ」

 と誘ってみると、

 「いく!!!」

 とようやく動く気になったみたいで。

 大宮から川越まで戻り、テンションが回復して飛び跳ねながら歩く息子と一路オビツ屋へ。

 入ると店主のおじさんが「ついに連れてきたんだ」とニンマリ。

 私「あまり高くないのを息子に選んであげてくださ」

 息子「これにする!!!」

 と迷わずちょっと高いサイドラインのBMWシリーズを選び。

 私はバンダイマテル時代の在庫からフェラーリF50をチョイス。

 324円にて購入し、二人手を繋いで長旅から帰宅したわけです。

FerrariF50 (4)

 息子が選んだのは2016年BMWシリーズのBMW M3GT2。

 ベーシックカーよりもちょっぴり高いからかプラ製のリアウイングが別パーツで再現されています。

 ブリスターを開けた瞬間から11ヶ月の妹との争奪戦が始まり、二階に持って逃げた息子を追いかけて階段をハイハイで登る娘の執念深さに驚きました(笑)

FerrariF50 (5)
FerrariF50 (6)
FerrariF50 (7)
FerrariF50 (8)
FerrariF50 (9)
FerrariF50 (10)

 全長68㎜

 全幅29㎜

 全高17.5㎜

 実車の全長が4480㎜なので、計測すると正確な縮尺は 1/66スケールとなります。

 ホットウィールのフェラーリF50は1999年のベーシックカーとして販売が始まったモデル。

 以前紹介した’64リンカーン・コンチネンタル同様にスパイダー仕様(オープンカー)の同名、同車種モデルが1996に発売されており、2種類のF50がラインナップされているんです。

 そのうち手に入ったら並べて見比べてみたいものですね。

 フェラーリF50をホットウィールらしくワイドでパワフルなプロポーションにアレンジしつつ立体化しており、見た感じ実物よりもかなりグラマラスで力強い印象を受けます。

 後のエンツォ・フェラーリへとつながるフロントのデザインや、リアウイングのシャープな造形、深めでしっかりとしたスジ彫りなどディテール面もグッドなんですが、何と言っても素晴らしいのがリアセクションの構造。

 テールライトやエグゾーストパイプが成型色を活かした色分け・パーツ分けとなっており、見栄えも精密感も抜群なんですね。

 ホットウィールは少ないパーツ数で構成されている遊び用3インチミニカーなので、こうしたリアルに魅せるためのちょっとした工夫を発見するとデザイナーのセンスを感じますね♪

 このモデルは2001年のメインライン、今でいうところのベーシックカーとしてラインナップされたもの。

 ダイキャスト製ボディはドぎついメタリックパープルでペイントされています。

 金属粒子のギラつきが強いエキゾチックな仕上げで、優美なフェラーリがアメリカンに見えてくるのがホットウィールマジックですね♪

 インテリアはブラックのプラスチック製。

 フロントガラスやエンジンカバーは透明度の高いプラパーツで再現されています。

 フェラーリのような高級車だと、ウインドウは赤や青じゃなくてファクトリーストック風なクリアーが嬉しいと思うのは私だけじゃ無いはずです(笑)

 シャシーはダイキャスト製で、地肌剥き出しのZAMAC仕上げ。

 この時代のベーシックカーにはボディ&シャシーがダイキャスト製のものがごろごろあるので、アジアの人件費が安かった玩具黄金時代をついつい思い出してしまいます。

 ホイールはクロームメッキされた「5DOT(ファイブ・ドット)ホイール」を装着。

 丸い穴が5つ開いているタイプのホイールで、2000年前後のモデルにはよく使われていますが、最近は見かけなくなりましたね。

 ホットウィールは100台以上持ってますが、5DOTホイールを履いたモデルはこれが初めてです。
 
FerrariF50 (11)

 車体裏には

        FERRARI F50

  Hot Wheels

        ©1999 Mattel,Inc
                               MALAYSIA

 と刻印されています。

 マレーシア製ですね。

 これまでゲットしてきたフェラーリのホットウィールはベーシックカーながらどれも中国製だったのですが、マレーシア製フェラーリは初となります。

FerrariF50 (12)

 同じくオビツ屋で以前購入したフェラーリ456M 2002-213との並び。

 オビツ屋の在庫にはまだ見ぬフェラーリがわんさかありそうです。

 個人的にはフェラーリといえばテスタロッサなのでいつかゲットして並べてみたい!!!

 初代テスタロッサなら持ってるんですけどね……

FerrariF50 (13)
FerrariF50 (14)
FerrariF50 (15)

 というわけで186台目のコレクション、フェラーリF50でした。

 以前池袋のウルトラマンフェスティバルに行って以来、二度目の息子と二人きりでの遠出でしたが、息子としては本当はいつも行ってるイオン大井店とか南古谷のトイザらスに行きたかったみたいで。

 そんな息子を見ていると、自分も小さいときに親が遠くに遊びに連れて行ってくれたとき、
 
 「遠いし、いつも行く近くのお気に入りの場所がよかったなあ」

 とか思ってたこと思い出しました。

 あの時の両親は自分を喜ばせようとすごく頑張ってくれていたんだな~ と今になって両親への感謝の念が湧いてきました。

 せっかく出かけても、子供が嬉しそうにしてなかったら親としてはプレッシャーですよね。

 次回のお出かけは息子のリクエストどおりイオン大井店に出かけようと思います。

 ちなみに息子に「本当は何が見たかったの?」と風呂場で聞くと

 「ぼくはね、やまのてせんがみたかったんだよ」との返事が。

 そんなこと今まで一回も言ったことなかったじゃん!!!

 【コレクション台数 186台】

 【コレクション使用額 63584円】

 
 

VOLKSWAGEN DELUXE STATION WAGON (1)

 【Hot Wheels VOLKSWAGEN DELUXE STATION WAGON 2016 Hot Wheels POP CULTURE NESTLE‐NERDS】

 マテル製 税抜き定価???円

 フォルクスワーゲンタイプⅡ T1はドイツの自動車メーカー、フォルクスワーゲンが1950~67年までの17年間生産していた商用車。

 汎用性の高かったフォルクスワーゲンビートルのシャシーにワンボックスボディを架装したタイプⅡは価格の安さと機械的信頼性、使い勝手の良さでまたたく間に大ヒットとなり、ヨーロッパとアメリカでセールスを伸ばしまします。

 バン、マイクロバス、ピックアップトラックなど数々のバリエーションがあり、ビートルと並んでフォルクスワーゲン勃興基の礎を築いた一台となりました。

 T1は歴代タイプの中でも特別人気が高いモデルで、安い中古車が多数出回ったこともあり、若者でも入手しやすい車として1960年台アメリカでビートルと共にヒッピー文化のアイコン的車となります。

 特にその平らなボディはさまざまなアートを表現するためのキャンバスとして愛されました。

 日本では「ワーゲンバス」の愛称で親しまれ、現在でも取り扱う専門店があるほどの人気を誇っています。

 状態の良いT1は300~500万円の値段がついており、古い車ゆえの維持費も相まって今やちょっとした高級車となっています。

VOLKSWAGEN DELUXE STATION WAGON (2)
VOLKSWAGEN DELUXE STATION WAGON (3)

 久々に会社に行ってきました!!!

 いつもながら会社でのお仕事は打ち合わせメインですぐに終わるので空いた時間を利用して下北沢にあるホットウィール専門店のウェアハウスへ久しぶりにGO!!!

 今年になって行って無かったんで、すんごく行きたかったんです。

 最近はミニカー趣味の方向性がコレクションからカスタムに傾きつつあり、カスタム用の部品取り用ホットウィールが欲しかったんですよね。

 改造用のホットウィールをいくつかつまみ、さあコレクション用の一台を選ぼう、と思ってみたのですが面白いモデルが多すぎて迷っちゃいます。

 散々悩んだ末、見たことが無い豪華版サイドラインがぶら下がっており、中にはなんとワーゲンバスが!!!

 でもワーゲンバスだから高いんだろうな、と思うと値段は驚きの500円!!!

 これしかないでしょ!!! と購入し、帰路についたわけです。

VOLKSWAGEN DELUXE STATION WAGON (4)
VOLKSWAGEN DELUXE STATION WAGON (5)
VOLKSWAGEN DELUXE STATION WAGON (6)
VOLKSWAGEN DELUXE STATION WAGON (7)
VOLKSWAGEN DELUXE STATION WAGON (8)
VOLKSWAGEN DELUXE STATION WAGON (9)

 全長67㎜

 全幅19.5㎜

 全高28㎜

 実車の全長が4280㎜なので、計測すると正確な縮尺は1/64となります。

 フォルクスワーゲンデラックスステーションワゴンは元々2008年の「Hot Wheels Collectors.com」で販売された「Neo Classics」シリーズ用に金型が起こされた豪華モデル。

 全長70㎜未満と小ぶり、かつパーツ点数もそれほど多く無いのでベーシックカー入りしても不思議は無いと思うんですが、2017年現在では販売は全て豪華版サイドラインのみのリリースとなっています。

 タイプ2 T1トランスポーターの中でも人気の23ウインドウのデラックスを立体化しており、ワーゲンバスの顔には欠かせないフォルクスワーゲンのロゴはタンポ印刷のみではなく、立体感のある彫刻で再現されています。

 このモデルは2016年の豪華版サイドラインである「POP CULTURE NESTLE」にラインナップされたモデル。

 「NESTLE(ネスレ)」世界最大級の飲料・食品メーカー。

 スイス発祥で、日本だと一番有名なのはコーヒーのネスカフェでしょうか。

 日本人ならネスカフェのCMは誰もが見たことありますよね(笑)

 「POP CULTURE NESTLE」はネスレとのコレボレーションシリーズで、ネスレが世界中で販売している菓子やアイスクリーム、清涼飲料水のロゴとパッケージで身を包んだグラフィックのホットウィールとなっています。

VOLKSWAGEN DELUXE STATION WAGON (10)

 ラインナップは’34ダッジデリバリー、カスタム’52シェビー、パワーパネル、フォルクスワーゲンデラックスステーションワゴン、’67フォードブロンコの5種類。

 子供向けのお菓子というテーマからか、ブロンコ意外は全て商用車という構成。

 このモデルを購入したときウェアハウスには全ての車種が揃っていましたが、見た感じ出来栄えは’67フォードブロンコがキャストのシャープさ、グラフィックの秀逸さ、リアルライダーのマッチングと全てにおいてずば抜けてよく出来ていたんですが、ただでさえレアで入手困難なワーゲンバスが500円で買えるという魅力には敵いませんでした(笑)

 モデルは豪華版サイドラインらしくボディ、シャシー共にダイキャスト製の重量感ある仕上がり。

 フォルクスワーゲンデラックスステーションワゴンには「NERDS」のロゴとパッケージアートがタンポ印刷よりも高精度なフィルム転写によって再現されています・

 「NERDS(ナーズ)」は子供向けの菓子ブランド。

 元々は「チャーリーとチョコレート工場」で有名なウォンカ社が販売していたアメリカ発の菓子ブランドでしたが、後にネスレに買収され傘下に入ります。

 親会社が変わってもナーズはアメリカのウォンカ工場で生産され続けており、アメリカ人の子供ならだれでも一度は食べたことのある馴染みが深いお菓子なんだとか。

 シャシーはバンパーと一体成型で、ダイキャスト地剥き出しのZAMAC仕上げ。

 ホイールは豪華版サイドラインということでゴムタイヤのリアルライダー。

 ブルーのホイールにホワイトラインが入ったゴムタイヤを履くポップなカラーリングとなっています。

VOLKSWAGEN DELUXE STATION WAGON (11)

 車体裏には

       MADE IN THAILAND
        © 2008 Mattel
               1186 MJ,I,NL

           J44

                            Volkswagen Deluxe
       Station Wagon

 と刻印されています。

 メタルボディ&メタルシャシーでリアルライダー履きの豪華版サイドラインなのでタイ製ですね。


VOLKSWAGEN DELUXE STATION WAGON (12)

VOLKSWAGEN DELUXE STATION WAGON (13)
VOLKSWAGEN DELUXE STATION WAGON (14)
VOLKSWAGEN DELUXE STATION WAGON (15)
VOLKSWAGEN DELUXE STATION WAGON (16)

 トミカプレミアムのフォルクスワーゲンタイプⅡとの比較。

 共に23ウインドウのデラックスを立体化したミニカーですが、並べてみると方向性が違うと同じ車でもこんなに違うんだ!!! と驚かされます。

 トミカプレミアム版は細部のディテールが精密で、パーツ数も多く窓枠の細さを再現するためにクリアパーツに彩色する構成になっているなどスケールモデルとして正確に実車を再現する方向性。

 ホットウィール版はパーツ数は少なく、玩具としてのミニカーに徹した構成ですが、 車というよりも「ワーゲンバス」というキャラクター製を前面に押し出した造形が魅力。

 みなさんはどっちのワーゲンバスが好きですか?

VOLKSWAGEN DELUXE STATION WAGON (17)
VOLKSWAGEN DELUXE STATION WAGON (18)
VOLKSWAGEN DELUXE STATION WAGON (19)

 というわけで185台目のコレクション、フォルクスワーゲンデラックスステーションワゴンでした。

 ワーゲンバスはホットウィールの王様と言ってもいいくらい特別な存在。

 本命のドラッグワーゲンバスはまだゲットできていませんが、カスタムフォルクスワーゲンハウラーなどなど少しづつ揃ってきているのが楽しい。

 ワーゲンバスのホットウィールだと昨今ではクールコンビがよくリリースされますがやはり人気で見たことありません。

 いつか ドラッグワーゲンバスとビーチボムを並べてニンマリしたいものです。

 ジャンク品とか安く手に入らないかな~

 【コレクション台数 185台】

 【コレクション使用額 63260円】 

 
 

'72 FORD RANCHERO (1)

 【Hot Wheels ’72 FORD RANCHERO 2016 HOT WHEELS CAR CULTURE TRUCKS 2/5】

 マテル製 税抜き定価600円

  ランチェロはアメリカの自動車メーカー、フォードモーターズが1957~79年まで販売していたセダンベースのピックアップトラック。

 「ランチェロ」とはアメリカ英語で「牧場主」を意味します。

 第2次大戦後に好景気に湧くアメリカはベビーブームにより人口が一気に増加。

 郊外まで住宅地が広がり、遊び盛りの子供をつれた家族がレジャーを楽しむために出かけるには荷物を搭載量が少ないセダンタイプの乗用車では役不足になることもしばしばでした。

 かといって新築の家の前に泥臭いピックアップトラックを置くのはちょっと恥ずかしい…… とそんな悩みを持つアメリカの新興中間層をターゲットにしたのが「クーペ・ユーティリティー」と呼ばれるセダンタイプのピックアップトラックです。

 通常のセダンの後ろ側を荷台にしたもので、横から見た姿は通常のセダンとはほとんど変わらず、しかし荷物をある程度搭載できてかつオシャレ、というピックアップトラックとセダンのいいとこ取りを狙って自動車として販売がスタートしました。

 良く言えばいいとこ取り、悪く言えば中途半端なランチェロですが、爆発的なセールスは無くともほそぼそと販売は続き、1979年に22年間の歴史に幕を閉じました。
 
 ランチェロは大きく分けると1957~59年に生産されたフォードフルサイズセダンをベースにした大型車、1960~66年のファルコンなどをベースにした小型車、1967~79年まで生産されたフェアレーンなどをベースにした中型車と3つに分かれます。

 1972年型ランチェロは6代目にあたり、人気の高い「グラン・トリノ」と呼ばれる1972年型トリノと同じ枡形のフロントグリルをが特徴。

 デザインの優秀製と現存数の少なさによる希少価値から歴代ランチェロの中でも特別人気の高いモデルとなっています。

'72 FORD RANCHERO (2)
'72 FORD RANCHERO (3)


 うちから一番近い西友上福岡店に、ホットウィール界で今話題の「オモチャ屋さんの倉庫」がテナントとして入ってるんです。

 なにが凄いかってリアルライダー履きのサイドラインが299円で売られてるんですよ。

 カスタムホットウィールには欠かせないリアルライダーですが、履いてるサイドラインシリーズは高価で戦車のアンテナ一本に1000円出す私から見てもなかなか手が出ません。

 なによりホイールとるために豪華版ホットウィールを潰す、というのもコレクション数がそれほど多くないので精神衛生上できなかったんですが……

 「オモチャ屋さんの倉庫」でリアルライダーが安価に大量供給されるようになったおかげで、心置きなく使えるようになってきました。

 で、このランチェロなんですが、以前ファングブラスター用にファングスターを購入したとき、いつか改造でリアルライダー使ってみたいから一台とりあえずストックしておこう、と今は亡きトイザらス川越店にて641円にて購入しておいたものなんです。

 ポップカルチャーのキャラ絵入りホイール取り用モデルを大量に購入したんで、ストレートにカッコイイランチェロは潰さなくていいよね♪ と部品取り要員からコレクションへと昇格することにしちゃいました!!!

'72 FORD RANCHERO (4)
'72 FORD RANCHERO (5)
'72 FORD RANCHERO (6)
'72 FORD RANCHERO (7)
'72 FORD RANCHERO (8)
'72 FORD RANCHERO (9)
'72 FORD RANCHERO (10)

 全長77.5㎜(ホイールベース44㎜)

 全幅28㎜

 全高19.5㎜

 実車のホイールベースが2997㎜なので、計測すると正確な縮尺は1/68スケールとなります。

 ’72フォードランチェロは2010年にウォルマート流通限定の「HOLIDAY HOTRODS」にてデビューしたモデル。

 希少価値の高い72年型ランチェロを弱冠車高を落としたストリートなスタイルで立体化しています。

 ちなみにファルコンベースの1965年型ランチェロのホットウィールも販売されています。

 このモデルは2016年にサイドライン「CAR CULTURE TRUCKS」にラインナップされたもの。

 パッケージアートがリアをアオリで見た姿と攻めた構図になっており、このあたりガンプラの名作、MSVの黒い三連星仕様の高機動型ザクを思わず想像してしまいます(笑)

 豪華版サイドラインらしくボディ&シャシーはダイキャスト製、かつリアルライダー履きという非常に質感の高いモデルとなっています。

 「TRUCKS」のラインナップはフォードF250、’72ランチェロ、シボレー・シルバラード、スバルブラット、ダットサン620の5種類。

 出来栄えはサイドライン専用金型であるF250がダントツでいいんですけど、このランチェロも造形的にはまったく引けを取らず、塗装の質感の良さや履いてるホイールの装着感を鑑みると個人的にはイチオシです。

 ダイキャスト製ボディは’72ランチェロの「顔はグラン・トリノなのに、しっかりピックアップトラックしてる」形状をしっかり捉えており、ディテールも彫りが深くてシャープな好印象。

 クリアー層厚めで深い光沢のあるダークメタリックレッドでむら無く均一にペイントされており、実車にも多く見られるシルバーのピンストライプと相まってランチェロの目指した「オシャレに気を使ったピックアップトラック」という車の性格にはピッタリなフィニッシュです。

 シャシーは豪華版サイドラインらしくずっしりとしたダイキャスト地を活かしたZAMAC仕上げ。

 ’72ランチェロ最大のアピールポイントであるグラン・トリノ譲りの枡形フロントグリルはシャシー側にライトと一緒にディテーリングされており、グリルの網目なども精密に再現されています。

 ホイールはタイヤがゴム製のリアルライダーで、リムが深く立体感のある「RR5SP(リアル・ライダー・5・スポーク)ホイール」を装着。

 リアルライダーもかなりの種類がありますが、私はこのタイプのホイールが一番派手でアメ車っぽいので大好きです。
 
'72 FORD RANCHERO (11)

 '68エルカミーノ™ 2001-082 Star spangled series 4/4との比較

 エル・カミーノはランチェロから2年遅れてゼネラル・モーターズがシボレーブランドで発売し、共に同時代のアメリカを生き抜いた車です。

 エルカミーノと比べると1972年型ランチェロは現存数が少ないのですが、これはベース車となったトリノの欠陥が理由。

 トリノは防錆製に難があり腐食しやすいので中古車市場で大幅に値崩れし、乗り換えと同時に廃車にされることが多かったんです。

 当然その欠点を’72ランチェロもしっかりと引き継いているわけで……

 しかし現在ではそれゆえに希少価値が上がり、歴代ランチェロの中でも最も高値で取引されるようになっています。

 
'72 FORD RANCHERO (12)
'72 FORD RANCHERO (13)
'72 FORD RANCHERO (14)

 というわけで184台目のコレクション、’72フォードランチェロでした。

 この顔つきを見ていると’72グラン・トリノ スポーツ と並べたくなってきますね~

 2016年ベーシックカーでセグメント「マッスルマニア」 にラインナップされてたモデルが欲しかったんですけど、手に入らなかったんですよね……

 トリノって日本人からするとあまり馴染みの無い車ですが、ホットウィールだと年式の違いやストックカーバージョンなど、なんと7種類も商品があるのでアメリカ人からすると身近な車なんでしょうね。

 いつかグラン・トリノをゲットする日まで、大事にとっておきたいと思います。


 【コレクション台数 184台】 

 【コレクション使用額 62760円】 

  

'64LINKANContinentalCONVERTIBLE (1)

 【Hot Wheels ´64 LINCOLN CONTINENTAL 2001‐091 HIPPIE MOBILE 3/4】

 マテル製 税抜き定価324円

 リンカーン・コンチネンタルはアメリカの自動車メーカー、フォードモーターズが販売していた高級セダン。

 1939年の誕生から生産の終了する1988年まで、フォード社の最高級車として君臨し、大統領専用車やローマ法王の送迎車など、ゼネラル・モーターズのキャデラックと並ぶVIP御用達の自動車でした。

 1930年台後半、フォードはゼネラル・モーターズに押されに押され、大衆車以外の高級車を商品ラインナップとして必要としていたのですすが、高級車の販売に否定的だったヘンリー・フォードの反対で開発すら行うことができませんでした。

 そこで先見の明あった息子である二代目フォード社長のエドセルは父親の目をかいくぐるためデザインに優れたリンカーン・コンチネンタルのプロトタイプを私用車として製作し、高級住宅街で乗り回してアメリカの富裕層に見せつけたのです。

 それを見たアメリカのVIPたちから問い合わせが殺到し、その声に押されて渋々ヘンリー・フォードが量産化を認めたというエピソードは非常に有名で、偉大な父親を持つ息子の苦労というのは洋の東西を問わないようです。

 ホットウィールが立体化したのは1961~69年まで生産された4代目リンカーン・コンチネンタル。

 3代目がわずか3年という短命に終わったことを反省し、「真に優れたものは変わらない」をコンセプトにデザインされ、流行に左右されない美しさを打ち出して大成功を収めました。

 有名な個体も多く、ジョン・F・ケネディ大統領がダラスで暗殺されたときに乗っていたオープンリムジンはこの4代目リンカーン・コンチネンタルを改造した車輌でした。

 1964年型リンカーン・コンチネンタルはフロントグリルが縦5本になっているのが最大の特徴です。

'64LINKANContinentalCONVERTIBLE (2)
'64LINKANContinentalCONVERTIBLE (3)

 暖かくなってきましたね~♪

 外出もしやすくなり、毎日でもホットウィール狩りに行きたいくらい元気もチャージされてますが、この季節になると大変なのが花粉症。

 私はアレルギー体質で年がら年中鼻炎で悩まされているんですが、この時期はいつにもましてひどくって。

 ティッシュ箱をすぐ横において常に鼻をかかみながら仕事をしている毎日だったんですが……

 数日前から鼻をかむたびに耳奥に激痛が走る!!!

 さっそく症状をググってみるとこれは中耳炎の前兆だというではありませんか!!!

 これはまずい、とすぐさま上福岡にある耳鼻科へ行ってきました。

 どんな結果が出るかドキドキの診察だったのですが、結果はまったく問題無し。

 耳と鼻を繋ぐ管がちょっと炎症をおこしていたくらいで、ちょっと薬飲むだけで治るらしいのでほっと一息です。

 一息ついでなので上福岡まで来たならば、とちょっとホビーオフふじみ野店まで足を伸ばすことに。

 ひと月くらい前に来たときはバンダイマテル時代の在庫が大量入荷しており、ウハウハのフィーバー状態だったんですが、さすがにめぼしいモデルはほとんど狩りつくされた跡のようで。

 何故かバットマンシリーズのキャラクターカーが大量に売られており、普通に買うと500円以上するジョーカーやMr.フリーズあたりが50台ぐらい魚屋の魚みたいに並んでいるのには圧倒されましたね。

 おそらく大量に入荷した5パックをばらして売ってるんだと思います。

 人気モデルはほとんど売れているとはいえ、それでも魅力的な在庫の山にかなり悩みましたが、箱無しではありますがペイントが非常に美しいリンカーンコンチネンタルコンバーチブルに惹かれて216円にて購入。

 カスタム用としてパーツ取り用のホットウィールもいくつか同時購入し、帰宅したわけです。

'64LINKANContinentalCONVERTIBLE (4)
'64LINKANContinentalCONVERTIBLE (5)
'64LINKANContinentalCONVERTIBLE (6)
'64LINKANContinentalCONVERTIBLE (7)
'64LINKANContinentalCONVERTIBLE (8)
'64LINKANContinentalCONVERTIBLE (9)

 全長81.5㎜

 全幅31㎜

 全高20.5㎜

 実車の全長が5494㎜なので、計測すると正確なスケールは1/67スケールとなります。

 ’64リンカーンコンチネンタルは2000年にベーシックカーのファーストエディションとして販売が始まったモデルで、デザインはミッチェル・コリンズ氏が担当しています。

 フォードの最高級車を低所得車の多い有色人種が得意とするカスタマイズである「ローライダー」でまとめているというあたりがシャレが効いていてホットウィールらしいところですね。

 日本でも型落ちのセルシオやレクサス、シーマが改造車の母体として好まれるように、洋の東西問わず型落ちの高級車をカスタムするのはカスタムカー文化の王道のなんです。

 ちなみにホットウィールの64年型リンカーンコンチネンタルは2種類存在し、2007年にははルーフ付きモデルがまったくの同名で「’64 LINCOLN CONTINENTAL 」として発売されています。

 サイズやデザインも非常によく似ていますが、全て違うパーツで作り直されたまったく別のモデルとなっています。

 このモデルは2001年のベーシックカーとしてセグメント「Hippie Mobile Series」にラインナップされたもの。

 「Hippie Mobile Series」はその名の通り1970年台にアメリカを席巻したヒッピーたちの車をモチーフとしたもの。

 ヒッピーたちは車の車体をキャンパスに見立て、ドラッグをキメながらサイケデリックなイラストを思い思いに描いていたのですが、それが後に自動車のバイナルグラフィックスの進化にも繋がっていくので歴史って面白いものです。

 ヒッピーのキャンパスに相応しく、このモデルのグラフィックの美しさは特筆すべきもの。

 ダイキャスト製ボディはマット仕上げのメタリックブルーの上からフラッグがはためいたかのような緩急のあるチェッカリングが全体に施されており、これがとにかくアーティスティックで素晴らしい。

 ボンネットとトランクハッチにはシルバーで繊細なピンストライプが刻まれており、ローライダーなヒッピー車となりつつも、高級車である風格を失わない仕上がりとなっています。

 インテリアはオープンカーなので丸見えになるぶん、ステアリング内部が抜けているなど凝った仕様となっており、よくよく見るとダッシュボード周りが別パーツになっているのが確認できます。

  フロントグリル、リアバンパー、シャシーは一体成型で、クロームメッキされたプラパーツによりディテールもシャープに再現されています。

 ホイールはクロームメッキされた「LW(レース・ホイール)」を装着。

 高級車らしいワイヤースポーク風のLWはキャデラックやリンカーンにはピッタリですね。

'64LINKANContinentalCONVERTIBLE (10)

 車体裏には

         ’64 LINCOLN
         CONTINENTAL
          Hot Wheels®

         ©1999
           M.l.
                                    CHINA

 と刻印されています。

 この時代の非常に高品質な仕上げされたモデルらしく、中国製ですね。

 90年台後半から2000年台初頭のメイド・イン・チャイナのホットウィールはどれも素晴らしい出来栄えなので、見かけたら最優先で購入することをオススメします。

'64LINKANContinentalCONVERTIBLE (11)
'64LINKANContinentalCONVERTIBLE (12)
'64LINKANContinentalCONVERTIBLE (13)
'64LINKANContinentalCONVERTIBLE (14)
'64LINKANContinentalCONVERTIBLE (15)

 ´64 リンカーン コンチネンタル 2017‐365 HW ART CARS™ 2/10との比較。

 コンバーチブルのほうがフロントウインドウがわずかに高いくらいで、サイズはほぼ同じ。

 2007年版のほうが車高が低く、よりローライダーよりの仕上がりとなっています。

 シャシーは2007年版を買ったときはどちらも共用なんじゃないかと疑いましたが、実際確認してみるとまったく違う別モノでした。

 ルーフがついているぶん、2007年モデルのほうがインテリアの造形が適当だったりしますが、どちらが上とかではなく両方揃えてこそ楽しむのが正しいホットウィールコレクターの遊び方なんじゃないでしょうか。

 より詳細な比較記事はブログ友達であるホットウィールにわかマニアさんのブログ『ホットウィール情報まとめ』

 2つの’64LINCOLN CONTINENTAL比較レビュー。同じ名前で同じ車種。なのに別モデル!?
 
 にて丁寧に解説されているので、この2つのモデルについてより詳しく知りたい人はぜひこちらの記事を読んでみてください。

'64LINKANContinentalCONVERTIBLE (17)
'64LINKANContinentalCONVERTIBLE (18)
'64LINKANContinentalCONVERTIBLE (19)

 というわけで183台目のコレクション、’64リンカーン コンチネンタル コンバーチブルでした。

 2007年版の’64リンカーン コンチネンタルを手に入れ、コンバーチブル版も欲しいな~ といろいろ調べていたんですが、大本命のヒッピーモービル版をゲットできたのはラッキーでしたね。

 ホットウィールってカラーリングやグラフィックによって同じモデルでもすごくカッコよかったり、まるでダメだったりするんで当たりモデルを探すのって大変ですが楽しいもの。

 行きつけのイオン大井店に2017年版HW RESCUE のC7コルベットがずっと売れ残っているんですが、あまりのサイケなカラーリングなんでぱっと見謎車に見えるんで放置されてるんでしょうね……

 私はあんまり同一車種をコンプリート!!! とかするタイプじゃないんで、欲しい車種でもカラーリングがあまりに合ってない場合は手が出ないんですよね……

 まあだからこそ塗り替えてカスタムしたりするのが楽しいんですが……

 次は59キャデラックコンバーチブルあたりと並べてみたいな~♪

 【コレクション台数 183台】

 【コレクション使用額 62119円】

 

BMW M1 (1)

 【Hot Wheels BMW M1 2016 BMW 1/8】

 マテル製 税抜き定価400円

 M1はドイツの自動車のメーカー、BMWが1978~81年の間製造販売していたスーパーカー。

 創業から一貫して「走ることの楽しさ」を掲げてきたBMWはモータスポーツへの参加に意欲的で、1970年台ポルシェの独壇場だった国際レースであるグループ4、5に切り込むために開発されたのがこのM1です。

 BMWはそれまでミッドシップ(エンジンが後ろに搭載されている車)車を開発したことが一度も無く、また開発を担当することになっていたBMWモータスポーツ社が他の車の開発で手一杯だったため、シャシーの設計をミッドシップ車の開発に長けた他メーカーに開発を委託することになりました。

 ボディデザインはミッドシップのスーパーカーを数多くデザインしているジョルジエット・ジウジアーロ率いるイタルデザインへの発注され、問題無く仕上がりましたが問題はシャシーです。

 BMWが選んだのは…… 当時オイルショックの煽りを受けて高級車がまったく売れなくなり、開店休業状態で倒産寸前だったランボルギーニでした。

 しかしイタリアン気質なランボルギーニによる開発は遅れに遅れ、シャシーの設計が終わって製造に入りますが生産効率が悪い上にドイツの職人気質なBMWの基準に到達しない粗悪品が送られてくる始末。

 これに怒ったBMWはランボルギーニを切り捨て、BMWのお膝元であるドイツのバウアー車にシャシーの生産を委託します。

 ダメだと認定したメーカーへのBMWの割り切りっぷりはものすごく、わずか10ポンド(日本円で1600円)値段で元英国自動車メーカーのローバーを中国に売り払ったりと経営判断の即決っぷりはこの時代から変わりません。

 ただ、結果的にドイツでシャシーを造り、イタリアのイタルデザインに送ってボディを被せ、またドイツに送り返して貰って最終調整というとんでもない生産工程となってしまい、コストは高騰し生産効率も極端にダウン。

 当初の目標では月産10~12台だったのが月3台製造するのもやっとという状態で、ホモロゲーション獲得用の「連続する12ヶ月で400台の製造」という目標に遠く及ばず。
 
 1980年にやっと400台の生産を達成し、1981年には念願のグループ4に参戦することができましたが、すぐにレギュレーションが変わってしまいレースへ参加した期間はごく短いものとなってしまいました。

 開発や生産に迷走したM1はBMWとしては黒歴史扱いで生産終了後は公式にはほとんど語られることがなくなってしまいました。

 しかしBMW唯一のスーパーカーとして知名度と人気は高く、レースで活躍は出来ませんでしたがミニカーやプラモデルとなりスーパーカーブーム末基の子供たちに強く焼き付いた一台となったのです。

 現在ではBMW内部でもMシリーズの礎を築いた車であると認められ、M1をデザインモチーフとしたコンセプトカーが製作されるなど再評価が始まっています。

BMW M1 (2)
BMW M1 (3)

 今日は10ヶ月の娘を預かってもらえることに成功!!!

 子供たちのいない貴重な一日となったので、奥さんと一緒に川越にデートに行きました。

 お昼はクレアモールの裏通りにあるイタリアン「オステリア・ピアット・クワ」で優雅にランチ♪

 一日10食限定の自家製ソーセージを使ったオリーブオイルベースのスパゲッティを運良く食べることができたんですが、これがまた絶品で。

 スパゲッティは生パスタでモッチモチ。

 ソーセージもぶつ切りにしたものが入っているのではなく、わざわざ中身をほぐして入れてくれているのでソーセージと知らなければ普通に豚肉が入っていると勘違いしそうな不思議食感。

 オイルベースのスパゲッティと聞いたんで普通にペペロンチーノなのかな? と思ったんですが舞茸やしめじ、フレッシュトマトの角切りなどが入っており和風っぽい味もしつつ、でもしっかりイタリア風というこれまでまったく食べたことの無い味で大満足でした。

 ランチの後はしばらくお互い自由行動ということで私はもちろん川越最高のミニカーショップであるオビツ屋へ。

 もう2ヶ月くらい行ってなかったので行きたくてしかたなかったんですよね。

 お久しぶりです~と店主のおじさんに挨拶すると、にこやかに「BMW入っているよ!!!」と2016年に発売されたBMWアソートが詰まった箱を持ってきてくれました。

 箱は今開封したばかりで、中身は全部そろっている状態で選び放題。

 選ぶのはもちろん一番人気のBMW M1で決まり!!!

 432円にて購入し、奥さんと合流したわけです。

BMW M1 (4)
BMW M1 (5)
BMW M1 (6)
BMW M1 (7)
BMW M1 (8)
BMW M1 (9)

 全長74㎜

 全幅29.5㎜

 全高22㎜

 実車の全長が4361㎜なので、計測すると正確な縮尺は1/59スケールとなります。

 ホットウィールのBMW M1は1982年に金型が製作され、1983年に「リアルライダーズ」でデビューしました。

 デザインはラリー・ウッド氏によるもので、カウンタックに始まるウェッジシェイプスタイル全盛期のスーパーカーであるM1をホットウィールらしいグラマラスなボリュームのあるデザインラインにアレンジしつつ立体化しています。
 
 実車のBMWらしい繊細なヨーロピアンなスタイルとは印象が違いますが、中身がランボルギーニでパワフルなイタリアンスーパーカーだと考えるとこれくらいがピッタリなのかもしれません。

 1996年に販売されて以来、2012年に再販されるまで16年間のブランクがあり、2012年版からは金型が改修されてそれまでシャシー側についていたバンパーとキドニーグリルがボディ側に一体成型されるようになりました。

 かなり大きな変更なので、金型をまるごと作り変えている可能性もありますから、もし1996年以前のモデルが手に入ったら比較してみたいところですね。

 このモデルは2016年にサイドライン「BMW」にラインナップされたモデル。

 2016年はBMW創業100周年にあたり、アニバーサリーイヤーに敏感なホットウィールとしてはベーシックカーのセグメントにも「BMW」を入れるなど、おおいに盛り上げまくっていたんです。

 ダイキャスト製のボディはマルーン寄りのメタリックレッドでペイントされ、ボディにはホワイトとイエローのストライプがタンポ印刷で入ります。

 ボディグラフィックは1983年に最初に販売されたM1のファーストモデルがモチーフとなっており、初代モデルを知っている人にはニヤリとするポイントですね。

 インテリアとシャシーはブラックのプラスチックパーツ。

 窓ガラスは透明度の高いクリアープラスチック製で、実車風の再現なのも嬉しいところ。

 ホイールはリムがクロームメッキされた「PR‐5(フィル・リールマン・ファイブスポーク)ホイール」を履いています。

BMW M1 (10)

 車体裏には

                             made in THAILAND
                               1186 MJ,1,NL
                                       J05  Hot Wheels
        ©1982,2011 Mattel
                               BMW M1                       W3787

 と刻印されています。

 リアルライダー、ダイキャストシャシー無しのベーシックカーとほぼ同じ仕様の中級サイドラインながらマレーシア製ではなくタイ製ですね。

BMW M1 (11)

 よっぽどBMW M3と並べようかと思ったんですが、シャシーはランボルギーニ開発ということで
 ランボルギーニ アヴェンタドールLP700-4 2016 GRAN TURISUMO® 8/8との比較。

 本当なら同時代のランボルギーニであるカウンタックと並べたかったんですが、持ってないのでアヴェンタドールに登場してもらいました。

 M1開発を請け負った当時、ランボルギーニはオイルショックの煽りを受けて販売台数は激減、燃費の悪いV12モデルの不振により開発した小型ランボルギーニのウラッコも大失敗し、倒産への秒読み段階へ入ったところでした。

 ちなみにM1の開発遅延によりBMWに契約破棄されたランボルギーニはあえなく倒産。

 1987年まではイタリア政府の管理下に置かれてました。

 スーパーカーメーカーが一時的にでも国営になるなんて、イタリアってとんでもない国です。

 ルノーも国有化されたきっかけは経営の悪化でしたし、ヨーロッパだと案外普通なのかもしれませんね。

BMW M1 (12)
BMW M1 (13)
BMW M1 (14)

 というわけで182台目のコレクション、BMW M1でした。

 久々のオビツ屋でしたが、やはりいつ行ってもいい収穫がありますね~♪

 おじさんによるとトイザらス川越店が無くなった影響からかオビツ屋にホットウィールを買いに来る人が増えて一時期に比べるとすごくよく売れているそうです。

 メインの在庫はバンダイマテル時代のものがほとんどですが、最近集めはじめたコレクターさんには新鮮なようでごそっと買っていく人もいるそうで。

 ただなんだかんだいって実車系が欲しい人がほとんどなので、実車が確実に入っているちょっと以前のサイドラインなんかも新しく入れるようにしたんだとか。

 私としてもオビツ屋が繁盛すればホットウィールのラインナップが充実するので嬉しい限り。

 川越近辺のホットウィールファンはぜひオビツ屋へ行ってみてくださいね♪


 【コレクション台数 182台】

 【コレクション使用額 61903円】

 

↑このページのトップヘ