style="display:inline-block;width:728px;height:90px"
data-ad-client="ca-pub-4087837719953310"
data-ad-slot="5623508383">

ランチア・ストラトスHFラリー (1)

 【TOMICA PREMIUM  №19 LANCIA STRATOS HF RALLY】

 タカラトミー製 税抜き定価800円

 
実車解説

 ずんぐりした平べったいボディの独特のフロンロウインドウ。

 おまけに車高は高めで、カラーリングも白・赤・緑というドギつさ。

 スーパーカーブームの時代に誕生した車ではありますが、カウンタックやフェラーリ512BBなどと比べると…… ズバリ言ってしまいます。

 「この車、かっこ悪くない?」

 少なくとも普通の感性をもつ人ならば、なんの情報無しにランチア・ストラトスの形だけを見せられたら「格好いい」というよりは「変な形」だと思うのではないでしょうか?

 かくいう私もその一人で、プラモデルが趣味だったので存在は知っていたのですが、なんでこんな変な形をした車がいろんなプラモデルメーカーからこぞって発売され、人気があるのか非常に謎でした。

 しかし…… ランチア・ストラトスの誕生と活躍を調べてみると、知れば知るほどこの車の凄さ、魅力にグイグイとひきこまれていくんです!!!

 このブログを見ているほとんどの人は「いや、そんなの知っているから」と言いそうですが、ここでランチア・ストラトスの栄光の歴史をさらっとおさらいしてみましょう。

 元々は1970のトリノ・モーターショー展示されたコンセプトカーである「ベルトーネ・ストラトス・ゼロ」が始まりとなります。

 極端なまでのウェッジシェイプが魅力のストラトスゼロはあくまでコンセプトカーであり、量産化の予定はまったくありませんでしたが、エンジンレイアウトがラリー競技車に剥くミッドシップとなっていました。

 そこでフィアット傘下に入ったことで車両ラインナップを減らされつつも、まだラリー競技で勝利にこだわっていたランチアに売り込みをかけ、ランチア側からのオーダーを取り入れて再設計されたのがプロトティーポと呼ばれる試作車です。

 カーブの多いラリーでの運動性を最優先するためにホイールベースを短縮、逆にトレッドは広げて4つの車輪が正方形に近い位置にマウントされた独特のアライメント。

 過酷なレースに耐えるために極限まで剛性を上げるために短く切り詰めたボディ

 ぱっと見て不格好な外見はラリーでの勝利のため、極端なまでに合理性を追求した姿だったわけです。

 そして心臓部にははフェラーリから供給された2418cc 6気筒エンジンが搭載されています。

 こんな変な形をしている車なのに、エンジンはフェラーリ!!! と聞くとそれだけで迫力が違ってくるから不思議なものです。

 このプロトティーポでランチア・ストラトスのスタイルはほぼ決定され、1974年にはホモロゲーション獲得用の量産車であるランチア・ストラトス ストラダーレが発売されます。

 肝心のラリーでの活躍ですが、試作車で挑んでいた初期のストラトスはマシントラブルに悩まされ勝利を逃すことが多かったですが、75年の初勝利からは破竹の快進撃を突き進むことになります。

 ストラトスの勝利は数多いですが、最も有名なのは1977年サンドロ・ムナーリとマリオ・マヌッチが駆るモンテカルロ・ラリー優勝車で、このトミカプレミアムもその車両を再現したものになっています。

 こうして「ラリーのために生まれてきた車」であるストラトスですが、肝心の市販車はラリー車としての設計が災いして非常に使いにくく、500台に満たない数しか量産されず、生産工場の火事などもあって生産は中止。

 レースで活躍しても肝心の売る車が無いわけで、活躍できるポテンシャルを残しつつもフィアットはストラトスでのラリー参加を止め、代わりに大衆車であるフィアット131ベースの「フィアット131 アバルトラリー」へ切りかえ、ストラトスに関わった人物たちはほとんどが現場から退くという不本意な結末を迎えます。

 しかし、ストラトス伝説はまだ終わりません。

 1979年のモンテカルロ・ラリーではフランスのカーディーラーによるプライベーターチーム「シャルドネ」に所属するベルナール・ダルニッシュが本家フィアットを押さえて最終日に6位から1位に追い上げて優勝する脅威の逆転劇を見せるなど、ワークスチームが撤退したあとも数々のレースで活躍しています。

 レースでの活躍も終わった現在…… 生産数の少なさに寄る希少価値のため、オークションなどでの価格が跳ね上がり、世界中のカーマニアから収拾の対象となっています。

 と、いろいろ書いてみましたがストラトスの活躍を知らない人はぜひとも実際にストラトスがラリーで走っている映像を見てみてください。

 語彙が無いのが悔しいですが、こう書くしかありません。

 本気で凄いです!!!
 
 

 

ランチア・ストラトスHFラリー (2)
ランチア・ストラトスHFラリー (3)

 
購入日記

 ここ最近仕事が忙しく、家から出てなかったのですが久しぶりに奥さんの実家のある東松山まで家族でお出かけしてきました。

 子どもたちを義理の両親や奥さんに見てもらい、私はぼ~ っとするばかりだったのですが、息子がアピタの隣にあるでっかい滑り台のある公園に行きたい!!! と言い出したので連れて行くことに。

 家からアピタまでは2キロくらいありますが、運動不足解消を兼ねて息子と手を繋いで歩きます。

 公園で以前は遊べなかった遊具を軽々と使いこなす息子の成長に驚きつつ、暑さで私のほうがダウンしそうになったので「アイス食べよう」と食べ物で釣ってアピタの中へ。

 ダブルを頼んでもトリプルが来る!!! というお得なキャンペーン中のサーティーワンアイスクリームで息子にアイスをたらふく食べさせたら、お楽しみのおもちゃ売り場へ。

 息子がサンプルのキュウレンオーでひたすら遊んでいるのを尻目に、私はミニカーを物色。

 ホットウィールは正月に一度入荷して以来、再入荷してないみたいでお馴染みの謎車が定価で少量釣られているのみなので当然ながらスルー。

 ここはトミカにするか‥‥ と通常トミカをのぞくもピンとこなかったので、トミカプレミアムコーナーをチェック。

 モリタ消防車にしようかとおもったんですけど、ここは持っていない名車にしようとミーハーにランチア・ストラトスに決定。

 864円にて購入し、おもちゃコーナーから動かない息子を引きずって迎えに来てくれた義母の元まで連れて帰ったわけです。



style="display:inline-block;width:728px;height:90px"
data-ad-client="ca-pub-4087837719953310"
data-ad-slot="5623508383">



ランチア・ストラトスHFラリー (4)
ランチア・ストラトスHFラリー (5)
ランチア・ストラトスHFラリー (6)
ランチア・ストラトスHFラリー (7)
ランチア・ストラトスHFラリー (8)
ランチア・ストラトスHFラリー (9)

 
商品解説

 全長64.3㎜

 全幅30㎜

 全高21㎜

 実車の全長が3710㎜なので、計測すると正確なスケールは1/58スケールとなります。

 ランチア・ストラトスHFはトミカプレミアムの第19番目のアイテムとして、2016年10月に発売されました。

 先の実車解説でも触れたとおり、ワークスチームとして最後に参加したレースである1977年のモンテカルロ・ラリー優勝車を立体化しています。

 なんといってもこのモデルの魅力はランチア・ストラトスの象徴ともいえる白緑赤のアリタリアカラーの再現度でしょう。

 トミカは遊び用3インチミニカーの中でももっとも彩色がしっかりしているのはミニカーファンならばご存知の通りですが、ズレやマスキング漏れがおきやすいルーバーの段差部まで歪みなくビシっとペイントされています。

 私、本職はプロモデラーですが、これ塗れって言われたらこの精度では絶対に出来ないですね。

 ちなみに「アリタリアカラー」とはイタリアの航空会社「アリタリア航空」が1975年からしばらくの間フィアットのラリーチームのスポンサーとなったとき、アリタリア航空の企業ロゴである白地に緑と赤という配色をラリーカーに塗装したことからそう呼ばれています。

 なお、息子には「セブンイレブンカラー」に見えるみたいで…… まあコンビニのほうが馴染み深いですよね。

 ボディはダイキャスト製ですが、車体後部のルーバーはプラスチックの別パーツで再現されています。

 ここ、スリットか実車同様にちゃんとぬけているという凄いこだわりっぷりなんですよね……

 窓ガラスはスモークがかかったクリアーパーツなので中身は見えにくいですが、インテリアも実車同様にしっかりと再現されています。

 タイヤはプラスチック製で、イエローの5本スポークホイールは実車通りに専用設計されたもの。

 スポークの間のスリットもしっかりと塗り分けられています。

 
ランチア・ストラトスHFラリー (10)

 車体裏には

   TOMICA   S=1/58
   ©TOMY     2016


   LANCIA STRATOS HF
   MADE IN CHINA

 と刻印されています。

 トミカの生産工場は現在ベトナムにあり、当然ながら普通はベトナム製なのですが‥‥

 なんとランチア・ストラトスは中国製。

 複雑なアリタリアカラーの彩色など、コストがかかるぶん通常のトミカとは違う工場に発注しているのでしょうか?

 以前購入したトミカプレミアムのフォルクスワーゲンタイプ2はベトナム製でした。

 他にも中国製のモデルがあるのか気になるところです。

ギミック


ランチア・ストラトスHFラリー (11)

 トミカ特有の板バネを使ったサスペンション可動ギミックが組み込まれており、押すとこのくらいの車高まで沈み込みます。

 ホモロゲーション取得用の量産車ならこれくらいの車高のほうがスポーツカーっぽくていいかも。

ランチア・ストラトスHFラリー (12)
ランチア・ストラトスHFラリー (13)
ランチア・ストラトスHFラリー (14)

おわりに


 というわけで205台目のコレクション、ランチア・ストラトス HFラリーでした。
 
 トミカプレミアムはカウンタックなど最新車種ではない、ちょっと懐かしいけれど必須の名車がラインナップされ続けているのが嬉しいところ。
  
 これがホットウィールだったら、ランチア・ストラトスなんて発売日に並ばないとまず買えませんし。
  
 どちらかというと1980~90年あたりに発売されたネオヒストリックカーと言われる国産車に注力しているトミカプレミアムですが、誰もが知る懐かしのスーパーカーの充実にも期待ですね。

 次こそモリタ消防車を買うかな~

 でもその前にカウンタックかな~♪


 【コレクション台数 205台】

 【コレクション使用額 71837円】



 スポンサーリンク