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 【Hot Wheels ´64 LINCOLN CONTINENTAL 2001‐091 HIPPIE MOBILE 3/4】

 マテル製 税抜き定価324円

 リンカーン・コンチネンタルはアメリカの自動車メーカー、フォードモーターズが販売していた高級セダン。

 1939年の誕生から生産の終了する1988年まで、フォード社の最高級車として君臨し、大統領専用車やローマ法王の送迎車など、ゼネラル・モーターズのキャデラックと並ぶVIP御用達の自動車でした。

 1930年台後半、フォードはゼネラル・モーターズに押されに押され、大衆車以外の高級車を商品ラインナップとして必要としていたのですすが、高級車の販売に否定的だったヘンリー・フォードの反対で開発すら行うことができませんでした。

 そこで先見の明あった息子である二代目フォード社長のエドセルは父親の目をかいくぐるためデザインに優れたリンカーン・コンチネンタルのプロトタイプを私用車として製作し、高級住宅街で乗り回してアメリカの富裕層に見せつけたのです。

 それを見たアメリカのVIPたちから問い合わせが殺到し、その声に押されて渋々ヘンリー・フォードが量産化を認めたというエピソードは非常に有名で、偉大な父親を持つ息子の苦労というのは洋の東西を問わないようです。

 ホットウィールが立体化したのは1961~69年まで生産された4代目リンカーン・コンチネンタル。

 3代目がわずか3年という短命に終わったことを反省し、「真に優れたものは変わらない」をコンセプトにデザインされ、流行に左右されない美しさを打ち出して大成功を収めました。

 有名な個体も多く、ジョン・F・ケネディ大統領がダラスで暗殺されたときに乗っていたオープンリムジンはこの4代目リンカーン・コンチネンタルを改造した車輌でした。

 1964年型リンカーン・コンチネンタルはフロントグリルが縦5本になっているのが最大の特徴です。

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 暖かくなってきましたね~♪

 外出もしやすくなり、毎日でもホットウィール狩りに行きたいくらい元気もチャージされてますが、この季節になると大変なのが花粉症。

 私はアレルギー体質で年がら年中鼻炎で悩まされているんですが、この時期はいつにもましてひどくって。

 ティッシュ箱をすぐ横において常に鼻をかかみながら仕事をしている毎日だったんですが……

 数日前から鼻をかむたびに耳奥に激痛が走る!!!

 さっそく症状をググってみるとこれは中耳炎の前兆だというではありませんか!!!

 これはまずい、とすぐさま上福岡にある耳鼻科へ行ってきました。

 どんな結果が出るかドキドキの診察だったのですが、結果はまったく問題無し。

 耳と鼻を繋ぐ管がちょっと炎症をおこしていたくらいで、ちょっと薬飲むだけで治るらしいのでほっと一息です。

 一息ついでなので上福岡まで来たならば、とちょっとホビーオフふじみ野店まで足を伸ばすことに。

 ひと月くらい前に来たときはバンダイマテル時代の在庫が大量入荷しており、ウハウハのフィーバー状態だったんですが、さすがにめぼしいモデルはほとんど狩りつくされた跡のようで。

 何故かバットマンシリーズのキャラクターカーが大量に売られており、普通に買うと500円以上するジョーカーやMr.フリーズあたりが50台ぐらい魚屋の魚みたいに並んでいるのには圧倒されましたね。

 おそらく大量に入荷した5パックをばらして売ってるんだと思います。

 人気モデルはほとんど売れているとはいえ、それでも魅力的な在庫の山にかなり悩みましたが、箱無しではありますがペイントが非常に美しいリンカーンコンチネンタルコンバーチブルに惹かれて216円にて購入。

 カスタム用としてパーツ取り用のホットウィールもいくつか同時購入し、帰宅したわけです。

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 全長81.5㎜

 全幅31㎜

 全高20.5㎜

 実車の全長が5494㎜なので、計測すると正確なスケールは1/67スケールとなります。

 ’64リンカーンコンチネンタルは2000年にベーシックカーのファーストエディションとして販売が始まったモデルで、デザインはミッチェル・コリンズ氏が担当しています。

 フォードの最高級車を低所得車の多い有色人種が得意とするカスタマイズである「ローライダー」でまとめているというあたりがシャレが効いていてホットウィールらしいところですね。

 日本でも型落ちのセルシオやレクサス、シーマが改造車の母体として好まれるように、洋の東西問わず型落ちの高級車をカスタムするのはカスタムカー文化の王道のなんです。

 ちなみにホットウィールの64年型リンカーンコンチネンタルは2種類存在し、2007年にははルーフ付きモデルがまったくの同名で「’64 LINCOLN CONTINENTAL 」として発売されています。

 サイズやデザインも非常によく似ていますが、全て違うパーツで作り直されたまったく別のモデルとなっています。

 このモデルは2001年のベーシックカーとしてセグメント「Hippie Mobile Series」にラインナップされたもの。

 「Hippie Mobile Series」はその名の通り1970年台にアメリカを席巻したヒッピーたちの車をモチーフとしたもの。

 ヒッピーたちは車の車体をキャンパスに見立て、ドラッグをキメながらサイケデリックなイラストを思い思いに描いていたのですが、それが後に自動車のバイナルグラフィックスの進化にも繋がっていくので歴史って面白いものです。

 ヒッピーのキャンパスに相応しく、このモデルのグラフィックの美しさは特筆すべきもの。

 ダイキャスト製ボディはマット仕上げのメタリックブルーの上からフラッグがはためいたかのような緩急のあるチェッカリングが全体に施されており、これがとにかくアーティスティックで素晴らしい。

 ボンネットとトランクハッチにはシルバーで繊細なピンストライプが刻まれており、ローライダーなヒッピー車となりつつも、高級車である風格を失わない仕上がりとなっています。

 インテリアはオープンカーなので丸見えになるぶん、ステアリング内部が抜けているなど凝った仕様となっており、よくよく見るとダッシュボード周りが別パーツになっているのが確認できます。

  フロントグリル、リアバンパー、シャシーは一体成型で、クロームメッキされたプラパーツによりディテールもシャープに再現されています。

 ホイールはクロームメッキされた「LW(レース・ホイール)」を装着。

 高級車らしいワイヤースポーク風のLWはキャデラックやリンカーンにはピッタリですね。

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 車体裏には

         ’64 LINCOLN
         CONTINENTAL
          Hot Wheels®

         ©1999
           M.l.
                                    CHINA

 と刻印されています。

 この時代の非常に高品質な仕上げされたモデルらしく、中国製ですね。

 90年台後半から2000年台初頭のメイド・イン・チャイナのホットウィールはどれも素晴らしい出来栄えなので、見かけたら最優先で購入することをオススメします。

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 ´64 リンカーン コンチネンタル 2017‐365 HW ART CARS™ 2/10との比較。

 コンバーチブルのほうがフロントウインドウがわずかに高いくらいで、サイズはほぼ同じ。

 2007年版のほうが車高が低く、よりローライダーよりの仕上がりとなっています。

 シャシーは2007年版を買ったときはどちらも共用なんじゃないかと疑いましたが、実際確認してみるとまったく違う別モノでした。

 ルーフがついているぶん、2007年モデルのほうがインテリアの造形が適当だったりしますが、どちらが上とかではなく両方揃えてこそ楽しむのが正しいホットウィールコレクターの遊び方なんじゃないでしょうか。

 より詳細な比較記事はブログ友達であるホットウィールにわかマニアさんのブログ『ホットウィール情報まとめ』

 2つの’64LINCOLN CONTINENTAL比較レビュー。同じ名前で同じ車種。なのに別モデル!?
 
 にて丁寧に解説されているので、この2つのモデルについてより詳しく知りたい人はぜひこちらの記事を読んでみてください。

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 というわけで183台目のコレクション、’64リンカーン コンチネンタル コンバーチブルでした。

 2007年版の’64リンカーン コンチネンタルを手に入れ、コンバーチブル版も欲しいな~ といろいろ調べていたんですが、大本命のヒッピーモービル版をゲットできたのはラッキーでしたね。

 ホットウィールってカラーリングやグラフィックによって同じモデルでもすごくカッコよかったり、まるでダメだったりするんで当たりモデルを探すのって大変ですが楽しいもの。

 行きつけのイオン大井店に2017年版HW RESCUE のC7コルベットがずっと売れ残っているんですが、あまりのサイケなカラーリングなんでぱっと見謎車に見えるんで放置されてるんでしょうね……

 私はあんまり同一車種をコンプリート!!! とかするタイプじゃないんで、欲しい車種でもカラーリングがあまりに合ってない場合は手が出ないんですよね……

 まあだからこそ塗り替えてカスタムしたりするのが楽しいんですが……

 次は59キャデラックコンバーチブルあたりと並べてみたいな~♪

 【コレクション台数 183台】

 【コレクション使用額 62119円】

 

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