CORVETTE STINGRAY Ⅲ (1)

 【Hot Wheels CORVETTE® STINGRAY Ⅲ 2002‐187】

 マテル製 販売元バンダイ 税抜き定価300円

 コルベットスティングレイⅢはアメリカの自動車メーカー、ゼネラル・モーターズが製作したコンセプトカー。

 80年台~90年台初頭にかけて、ゼネラル・モーターズは日本車の台頭や排ガス規制、燃費効率などの実用性を望むユーザーに対応しきれず、苦しい経済的問題を抱えていました。

 シボレーの看板であるコルベットも予算不足によりモデルチェンジ出来ず、1993年にはコルベット40周年のアニバーサリーイヤーを迎えるにも関わらず、開発のめどさえたっていませんでした。

 そんな中次世代のコルベットはこうなる!!! として製作されたのがコルベットスティングレイⅢです。

 1989年に発売されて商業的に成功した「カリフォルニア・カマロ」のコルベット版として製作されており、当時の現行モデルであった4代目コルベットがヨーロピアンなスタイルで不評だったことから、デザインはコークボトルと呼ばれた3代目コルベットをよりモダンなスタイルへとブラッシュアップしたかのようなアメリカ車らしい、グラマラスなデザインへと回帰。

 エンジンは新開発の高性能V6エンジンを搭載し、初代モデルにあやかりオープンカーであるコンバーチブルとして完成しました。

 1992年のデトロイト国際自動車ショーで公開されたコルベットスティングレイⅢは一般客やマスコミからは好評を得ますが、肝心の経営陣や技術陣からの評価は残念ながら芳しくありませんでした。

 特にV6エンジンを搭載していたことが「V‐8から退化した」と見なされたことが大きな原因でした。

 こうしてコルベットの名を冠しながら単発のコンセプトカーのみに終わったコルベットスティングレイⅢですが、後に同時代のゼネラル・モーターズ製コンセプトカーであるポンティアック・レギオスなどと共にシルベスター・スタローン主演の1993年公開映画「デモリッションマン」に未来の車として登場。

 現実では一瞬の花火でしたが、スクリーンの中で「未来のコルベット」となって永遠に走り続けることになったのです。

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 履けるズボンが無くなってきました。

 いや、漏らしたとかそういうわけでは無く、昔ユニクロで買って以来、ヘビーローテーションで使いまわしていたズボンに穴が空いちゃったんです。

 奥さんからも「新しいズボン買ってきて!!! 」とお願いされたので川越アトレに入っているユニクロまで出かけてきました。

 ズボンは最近ヨガダイエットに成功したのでスキニージーンズを二着を買ったのですが、そんなことより川越に来たからにはオビツ屋に寄らずにはいられません。

 あけましておめでとうございます!!!

 と店主のおじさんに挨拶し、じっくりホットウィールを漁っていると私と同年代くらいの男性のお客さんが入ってきました。

 お客さん「あの、このお店っていろいろミニカーを取り扱っているって聞いたのですが……」

 店主さん「ミニカーいっぱいあるよ。どんなミニカーが欲しいの?」

 お客さん「ホットウィールを探してるんですが」

 おおお!!! ついにオビツ屋で同好の士と巡り会える日がやってくるとは!!!

 お客さんは初オビツだったので迷わず漁っていたマテル箱タワーを譲り、私はお店の入り口近くに置いてあった箱へと移動。

 どれにするかな~ とサーチの結果、スープラがベースのスーパー・ツナミにしようかと思ったのですが、やっぱホットウィールならアメ車でしょ!!! と星条旗グラフィックの入ったコルベットスティングレイⅢを税込み324円で購入したわけです。

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 全長69.5㎜

 全幅28㎜

 全高22.8㎜


 実車のサイズがわからないので正確なスケールはわかりませんが、ホットウィールなので1/64スケールとしておきます。

 ホットウィールのコルベットスティングレイⅢは1993年にサイドライン「DEMOLITION MAN」でデビューしたモデル。

 『デモリッションマン』はシルベスター・スタローンの主演のアクション映画で、「腕利きだが無茶な警官が職務中のミスで冷凍刑になり、50年後の未来で解凍されたらそこは暴力が極端に抑制された社会だった」というのが大まかなストーリー。

 地上波で何度も再放送されているので見たことがある人も多いんじゃないでしょうか?

 劇中には「未来の車」として当時ゼネラル・モーターズが製作したコンセプトカーが数多く登場しており、コルベットスティングレイⅢもその中の一台でした。

 このモデルは2002年のメインライン、今で言うベーシックカーとしてラインナップされたモデル。

 ホットウィールらしい、実車よりも車体のうねりを強調したディフォルメのプロポーションとなっており、どちらかというとアメ車の中では繊細に感じるコルベットスティングレイⅢですがかなりパワフルな印象となっています。

 ダイキャスト製ボディはムラの無いエナメルホワイトでペイントされ、色鮮やかな星条旗柄のフレイムスがタンポ印刷された実にアメリカンなグラフィック。

 傾斜角が特徴的なウインドウシールドはクリアーブルーのプラスチック製で、インテリア・シャシー共にブラックのプラスチックで成型されています。

 ホイールはこの年代のモデルによく見られる、1995年に登場した「3SP(スリー・スポーク)ホイール」を装着。

 このタイプのホイールを履いたモデルは初めてコレクションしましたね。

 ぱっと見「SB(ソー・ブレード)ホイール」かと思っちゃいました。

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 車体裏には

          Sting Ray Ⅲ™
                                          MALAYSIA

 と刻印されています。

 金型の製造年も記載されておらず、中国系のミニカーのようなシンプルな表記。

 シャシーのディテールが多すぎて表記が少ないモデルは何台か持っていますが、これくらい書き込む余白がありながら、ホットウィールのロゴすら入っていないモデルは初めてです。

 マレーシア製ですね。

CORVETTE STINGRAY Ⅲ (11)

 エルカミーノ™ 1968 2001-082 Star spangled series 4/4との比較。

 星条旗ってアメ車にはとにかくよく似合います。

 白・赤・青のトリコロールなのに、玩具っぽく見えることもなく、スタイリッシュにまとまっているのはグラフィックデザイナーの実力もあるでしょうが、星条旗自身の優れたデザイン性によるものなんでしょうね。

 これが日本車だと日の丸を入れた瞬間、族車やライトウイングカーになっちゃうのが悲しいところ。

 それはそれでカッコイイんですけどね。

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 というわけで169台目のコレクション、コルベットスティングレイⅢでした。

 オビツ屋の店主さんにお金を払ったあと、ホットウィールを探し中のお客さんに声をかけました。
 
 私「いいのありましたか~?」

 お客さん「いや、いいのがありすぎて困っちゃいますね」

 と軽く話しをしつつ、もしかして…… とビビっときたので

 私「あの、このオビツ屋のことってどこで知られたんですか?」

 お客さん「ネットのブログで見たんですよ」

 私「それってもしかして『ディスカウントミニカーコレクション』ってブログじゃありません?」

 お客さん「そうそう! そのブログです」

 私「実はそのブログ書いてるの私なんです!!!」

 お客さん「え~!!! そうなんですか!!!」 

 となんと私のブログを見て来てくれたお客さんだったんです。

 なんでも最近ミニカーにハマり、ホットウィールに興味を持って集めているとのことで、最初は実車系モデル中心だったのが最近ではオリジナル系も気になってきたということで。

 にこやかに握手を交わし、ホットウィール話を咲かせましたが、いや~ 本当に嬉しいですね。

 自分の書いたブログを見てくれている人がいて、実際に行動まで起こしてくれるなんで本当に素晴らしいことだと思います。

 この読んでくれている方のためにも、さらなる研鑽を積み、より面白くて楽しめる記事を頑張りたいですね。

  と、嬉しい出会いのあった一日となりました♪

 
 【コレクション台数 169台】

 【コレクション使用額 56847円】